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1. 共同研究(1989年)

1980年前半から脂質膜の研究をされていた九州大学の都甲潔助手(現在、九州大学大学院、主幹教授)と、アンリツ株式会社研究所センシング技術プロジェクトチームに所属していた池崎秀和(現在、株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー、代表取締役社長)が、1989年に味覚センサーの開発に関する共同研究を開始しました。当時の大学院生であった林健司氏(現在、九州大学大学院、教授)と近畿大学の飯山悟教授らも共同研究に参加し、基礎研究から応用まで幅広く検討されました。


2. 味認識装置SA401(1993年)


味認識装置SA401
九州大学とアンリツ株式会社の4年近くの研究開発により、世界で初めて味認識装置SA401の実用化に成功しました。ロボットアームの制御や解析を、MS-DOSによるバッチファイルで行うという、非常にシンプルな構造でした。センサーは7本まで取り付けることが可能で、10検体(各150ml必要)を同時に測定することが可能でした。当時の測定は、例えば、ビールを測定するときは、味覚センサーをビールに直接浸して安定させる「プリコン測定」と言う手法が用いられていました。
 日本のみの試験販売でしたが、約10台を民間企業の研究所や公共機関のユーザー様に導入しました。中でも、岩手県工業技術センター様に導入し、清酒の評価に用いられましたが、その測定風景を当時の今上天皇、皇后両陛下がご覧になったことがあります。


3. 味認識装置SA402(1996年)


味認識装置SA402
当時、主流となっていたWindows95に対応するために、PC-98で制御する「味認識装置SA402」を開発致しました。当時のOS 「Windows」で利用できるように、制御・解析アプリケーションのGUIを大幅に変更し、操作性が飛躍的に改善されました。
 また、当時は上述の「プリコン測定」が用いられていましたが、測定時間が短い反面、各味覚センサーから得られる味の情報量が少なく、総合的な味を評価するのが困難でした。そこで、1996年に現在の測定方法である「CPA測定」が開発され、味に関する情報量が飛躍的に増加しました。
 日本のみの試験販売でしたが、約20台を国内の研究機関等に導入しました。


4. 味認識装置SA402B(2000年)


味認識装置SA402B
90年代後半にPC-98の販売が終了するのに伴い、PC/AT互換機(現在の汎用PC)に対応した「味認識装置SA402B」が販売されました。当時は、OS 「Windows」が98、Me、2000、XP、7、と急激に変化したため、制御・解析ソフトウェアのマイナーチェンジが数回行われました。
 2003年頃から、味覚センサーの改良が飛躍的に進み、広域選択性を有する味覚センサーの開発に成功しました。その特性を活用して、解析ソフト上でセンサー出力を味に変換する「味覚項目評価法」が実装されました。
 2006年には海外販売を開始し、国内外合わせて150台以上が導入されています。


5. 味認識装置TS-5000Z(2007年)


味認識装置TS-5000Z
それまでの味認識装置は研究所で使用されることを想定してたスタンドアローン型でしたが、工場などの品質管理に適用できるよう、ネットワークシステム型である「TS-5000Z」を開発しました。管理サーバーには安定動作に定評があるLinuxを採用し、データの消去、漏洩、改ざん、等を防ぐためにデータベース構造を採用しました。また、複数の味認識装置をLAN経由で繋ぐことで、全測定データをデータベースへ集約することが出来るようになりました。また、解析にはブラウザを利用したwebアプリケーションを採用することで、ライセンス等を気にすることなく、複数のユーザーが同時に使用することが可能となりました。
 2007年の発売後、国内だけではなく、ヨーロッパ、アジアなど、すでに250台以上が様々な企業や機関に導入されています。
→ TS-5000Zの詳細はこちら


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