水産物
魚(未調理・湯煎)
最終更新日 2021.09.30
- フードプロセッサーに魚の切り身を入れ、1分間撹拌して均一化します
- ビーカーに均一化した魚を40g量りとります
- 160gの純水を加え(重量5倍希釈)、その重量を記録しておきます
- 純水を沸騰させた鍋の中にビーカーごと入れ、5分毎にガラス棒で撹拌しながら10分間加熱し、湯煎します(試験の目的に合わせ、必要に応じて灰汁を取ります)
- ビーカーごと重量を測定して、湯煎前と同じ重量となるように純水を加えます
- 紙茶こしで固形物をろ過します
- 氷冷後、遠心分離(3000rpm、10分間)を行います
- 水層部を測定用サンプルとします
<注意>湯煎温度および時間、器具などの前処理条件はサンプル間で統一するようにしてください。部位による味のバラツキをなくすため、測定サンプルは全て同じ部位を使用してください。
また、フードプロセッサーが無い場合は、包丁などで細かく(3~5mm角くらいに)するなど、できるだけ均一となるようにしてください。
加熱方法はお客様の設備に合わせ、簡易にできる方法で行ってください。その際は加熱ムラが出来ないようご注意ください。
<注意>水産物は予め加熱処理を行った方がセンサーへの負荷が軽減できます。生での評価が必要でなければ予め湯煎をすることをおすすめします。